「オリジナル品」というものがキッチンなどの設備機器からクロスに至るまで存在していることをご存知でしょうか。一般的な大手ハウスメーカーは組織的にも全国展開していて、ブランド力があるかもしれません。
メーカー名は同じでもコストを抑えて作ったPB商品(プライベート商品)にしているだけの「オリジナル品」を勧めたりしています。
システムキッチンやユニットバス、トイレや洗面化粧台、クロスの柄に至るまでPB化されており、正規のカタログから選べないようなシステムになっています。
一般的に「PB商品」とは、見えない部分の部品や部材を安価な品物に交換してコストを抑えている、本当は多数ある商品をいくつかに限定して生産することで仕入れは安くなっていますが、お客様の選択範囲は狭まってしまいます。
また、実際の工事は下請け業者が施工するので、工事を請け負う担当次第なので中身は大手も地元工務店も一緒なのです。しかしながらモデルハウスや広告などの販促費にかかる費用が多いため、同じ家を建てるのでも工事費は圧倒的に高くなってしまいます。
建て売り分譲の利点としては、一般的に注文住宅より価格が割安、販売価格が明記されていてわかりやすく、土地を探す手間や仮住まいの費用が不要であったりします。
家電量販店のディスプレイや広告、ホームセンターでのリフォームやテレビCMなどの商品や工事費の表示など一見安く見えがちです。